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文:高江幸恵

 

第13回 早期教育(8)
 

●お金をかけない早期教育「文字編」

早く文字が読める子にしたい、ともしあせっていたらこれもちょっと待ってください。まず、子どもが、文字に感心を示してからにしてください。

たいていは、自分の名前から興味を示すようです。そのとき、子どもの名前を教えるぐらいでいいのです。ひらがなも含めて、本格的な文字教育は小学校に入ってからです。

たとえば、子どもが「春」という文字を読めたとしても、それはただ、読めたというだけにすぎません。

それより、「春」って、こんなに風が暖いんだ、お花が咲くんだ、という春を感じることのほうが、大事なのです。散歩しながら、「あら、こんなところにお花が咲いているね」とか「今日は、あたたくて気持ちいいね」などと、お子さんに話しかける、これが私のいう本当の早期教育です。

それまでは、幼児用教材などは、ほとんど意味がありません。もし、無理にやらせているとしたら、逆に文字への感心を抱かなくなったりします。

あとは、お母さんが子どもと一緒に絵本を楽しむぐらいでいいのです。
 

 

 

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